モヒートの祖先

こんにちは!

GreenSpotの八木です。


もう6月も終盤、夏は目の前ですね☀

夏といえば、日本でも定番カクテルとして浸透したモヒートの季節です。

ミントとライムの爽やかさや、クラッシュアイスの涼しげな見た目も暑い日にピッタリですよね。


ところでこのモヒート、基となったカクテルがあるのをご存知でしょうか?


そのカクテルはドラケ(draque)もしくはエル・ドラケといいます。

アグアルディエンテというサトウキビを原料とする蒸留酒をベースに、砂糖、ミント、ライムを合わせたカクテルです。

ベース以外はモヒートとほぼ同じだったんですね。


このドラケが、1586年、海賊のリチャード・ドレークによりキューバに伝えられ、19世紀にバカルディ社がベースをラムに変更し今のモヒートが生まれたとされています。


と、ここまではバーテンダーの間では割りと知られた話なのですが、ドラケを提供しているという話は全く聞かないので、現在では作れないものと勝手に思い込んでいました。


ところが、お店で扱うラムを色々探していた際に偶然発見。アグアルディエンテは現在も普通に造られていたんです。


コロンビアでは誰もが知っている国民的なお酒らしく、都市ごとに様々な銘柄が販売されているそうです。

ただ、日本での流通はほとんどなく(需要がないから?)、結果的にドラケを出すお店もないという事なのでしょう。


ですが今回、数少ないアグアルディエンテを取り扱っている販売店を見つけたので早速買ってみました。

アグアルディエンテ

ラムとの大きな違いは蒸留の回数。

ラムが連続式蒸留器で複数回蒸留するのに対し、アグアルディエンテは単式蒸留器で1回のみです。


なのでサトウキビ本来の甘い風味がより感じられます。

ただやはりラムと比べると粗いというか野性味のある味わいです。

また、アニスを使って香り付けする事も多いようで、少し独特な風味もあります。


で、こちらがアグアルディエンテで作ったドラケ。

ドラケ

モヒートは炭酸を加える事もありますが、ドラケには加えないようです。

しかしアグアルディエンテ自体がラムよりもアルコール度数が低めなので、キツさは感じません。


ミントとライムの清涼感でアグアルディエンテの粗めの風味も気になりません。むしろ個性的でいい味を出しています。


キリっと引き締まったラムのモヒートももちろん美味しいですが、この夏はお酒の歴史のロマンに浸りながらドラケを飲んでみては如何でしょう。


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